甘いものが欲しくて止まらない…それは「糖質不足」?「砂糖依存」?

甘いものが欲しくて止まらない…それは「糖質不足」?「砂糖依存」?

 

「どうしても甘いものが食べたくなる」  「一度食べ始めると止まらない」

 

このような悩みを抱えていませんか?

 

仕事や家事の合間に、ついチョコクッキーに手が伸びるとき、「私の体、何か足りてないのかな?」と不安になりますよね。

 

実は、甘いものが欲しくなる背景には、大きく2つの原因が考えられます。

 

  • 1. 単純な糖質不足
  • 2. 砂糖依存(血糖値スパイクによる負のループ)

 

どちらも似たように感じますが、対処法は大きく違います。

 

 

糖質不足と砂糖依存の違いを知ろう

 

まずは、自分の状態を知ることが大切です。

 

1. 糖質不足の場合

 

糖質は、脳や筋肉がエネルギー源として使う重要な栄養素。食事を極端に減らしたり、糖質制限を続けていると、血糖値が下がりすぎて体が危険信号を出します。そのサインが「甘いもの食べたい!」という強い欲求です。

 

特徴:

  • ダイエットや糖質制限中に強くなる
  • ご飯やパンなど主食を抜いている
  • 頭がボーっとする、疲れやすい

 

この場合、良質な炭水化物(白米・玄米・根菜など)を適量摂ることが大切です。

 

 

2. 砂糖依存の場合

 

一方、砂糖依存は「血糖値の急上昇と急降下」を繰り返すことで起こる悪循環です。お菓子清涼飲料水などで急激に血糖値が上がると、インスリンが過剰に分泌され、血糖値が急降下。それを補うためにまた甘いものが欲しくなる、というサイクルです。

 

特徴:

  • 甘いものを食べてもすぐまた欲しくなる
  • 食後に眠くなる、だるい
  • 空腹感やイライラが強い

 

こちらは「砂糖に頼らず血糖値を安定させる」ことが必要になります。

 

 

砂糖依存から抜け出す3つのステップ

 

もしあなたが「食べてもまた欲しくなる」状態なら、砂糖依存の可能性が高いでしょう。そんな時は、次のステップを試してみてください。

 

  1. 良質な糖質をしっかり摂る白米や玄米、芋類など消化がゆっくりで血糖値が安定しやすい主食を意識して取りましょう。甘いものの代わりに「おにぎり1つ」が意外と満足感を与えてくれます。
  2. タンパク質と脂質を組み合わせるタンパク質や良質な脂質を一緒に摂ると、血糖値の急上昇を防ぎ、空腹感も抑えられます。肉、魚、卵、ナッツなどを毎食しっかり摂るのがコツです。
  3. 甘いものを「ゼロ」にしない急に完全カットすると逆にストレスになります。ドライフルーツや甘栗、少量の黒糖など自然な甘みを活用して、「質の良い甘さ」で満足する習慣を作りましょう。

未来のあなたが笑顔になるために

 

甘いものが欲しいのは、あなたが意志が弱いからではありません。

 

体がバランスを崩して「助けて」とサインを出しているだけです。

 

そのサインに気づいて、正しい対処をしていけば、自然と甘いものへの執着も薄れていきます。

 

これからは「ちゃんと食べて、我慢せずに健康な体へ」

 

あなたが心から笑顔で過ごせる毎日のために、まずは今日の食事を見直してみませんか?

 

当サロンでは、栄養のアドバイスや体質改善サポートも行っていますので、気になる方はぜひご相談ください。

 

 

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