イライラ食べの原因は自律神経の乱れにあった!?
「ダイエット中なのに、つい甘い物やお菓子を食べてしまう」
「仕事や家事のストレスがあると無性に食べたくなる」
そんな経験はありませんか?
実は、このイライラ食べ(ストレス食い)の原因は、単なる意志の弱さではなく
自律神経の乱れにあります。
なぜ自律神経が乱れると食欲が増すのか?
私たちの体は交感神経と副交感神経がバランスを取りながら働いています。
ところが、仕事・人間関係・ホルモンバランスの変化などで
ストレスがかかると交感神経が優位になり、心身が緊張状態になります。
このとき脳は「危険から身を守るためにエネルギーを確保せよ」
と指令を出し、血糖値を素早く上げる糖質や甘い物を欲するのです。
さらに、ストレスでセロトニンやドーパミンといった
「幸せホルモン」が減少すると、食べることで一時的に気分を落ち着けようとします。
これがストレス太りの悪循環です。
ストレス太りを抜け出す3つの方法
では、どうすればこの負のサイクルから抜け出せるのでしょうか?
ここでは具体的な3つの方法をご紹介します。
1. 呼吸と姿勢を整えて自律神経をリセットする
イライラしているときは、呼吸が浅くなり交感神経が優位になっています。
深呼吸や姿勢改善は、自律神経を切り替えるシンプルかつ即効性のある方法です。
椅子に座った状態で背筋を伸ばし、
4秒かけて息を吸い、6秒かけてゆっくり吐き出す
呼吸を数回繰り返しましょう。
この習慣が副交感神経を優位にし、食欲の暴走を抑えてくれます。
2. 栄養バランスを意識して血糖値の乱高下を防ぐ
空腹でイライラするのは、血糖値が急激に下がる「血糖値スパイク」が関係しています。
そのため、食事では次のポイントを意識しましょう。
- 白米やパンなどの精製された糖質より、雑穀米や玄米を選ぶ
- 野菜や海藻など食物繊維を先に食べる「ベジファースト」を実践する
- 肉・魚・卵・豆類など良質なタンパク質を毎食しっかり摂る
こうすることで血糖値の上下が緩やかになり、甘い物への過剰な欲求を抑えられます。
特にマグネシウムやビタミンB群はストレス対策に有効な栄養素なので、
ナッツや魚を積極的に取り入れると良いでしょう。
3. ストレスの出口を「食」以外に作る
食べること以外にストレスを解消する方法を見つけることも大切です。
おすすめは次のような習慣です。
- 軽い運動(ウォーキングやストレッチ)で血流を促進する
- 入浴で体を温め、副交感神経を優位にする
- 趣味やリラックスできる時間を意識的に確保する
「今日は疲れたから甘い物でリセットしよう」ではなく、
「歩いて気分転換しよう」
「音楽を聴いてリラックスしよう」
と選択肢を増やすことが、ストレス太りを防ぐカギとなります。
まとめ:自律神経を整えればストレス太りから解放される
イライラ食べの根本原因は、自律神経の乱れと血糖コントロールの不安定さです。
呼吸と姿勢で整える・栄養バランスで血糖値を安定させる・ストレスの出口を増やす
この3つを実践することで、無理なくストレス太りから抜け出せます。
「食べたい自分を責める」のではなく、
「体がバランスを取り戻そうとしているサイン」と受け止め、
少しずつ生活習慣を整えていきましょう!
お電話ありがとうございます、
糸島マラウェイ整体院でございます。