湿布や痛み止めでごまかす腰痛が悪化する理由
腰が痛くなった時、多くの方がまず頼るのが「湿布」や「痛み止め」です。
一時的に痛みが和らぐと安心してしまいますが、実はこの対処法だけで済ませてしまうと、腰痛を長引かせる原因になることがあります。ここでは、その理由と正しい対策についてお伝えします。
湿布や薬が効いても根本的に治らない3つの理由
1. 痛みの原因を放置してしまう
湿布や痛み止めは「痛みを感じにくくする」だけで、原因そのものを取り除くわけではありません。
腰痛の原因である筋肉の硬さ、骨格の歪み、体の使い方のクセがそのまま残っているため、同じ場所に負担がかかり続け、結果として症状を繰り返してしまいます。
2. 痛みが和らいだことで動きすぎてしまう
薬で一時的に痛みが消えると、「治った」と勘違いして無理に動いてしまう方が多く見られます。
しかし、まだ回復していない筋肉や関節に過剰な負担がかかることで、症状が悪化するケースが少なくありません。
3. 体の回復力が下がる
痛みを抑え続けることで、本来体が持つ自然治癒力が働きにくくなり、慢性的な痛みにつながります。
特に長期間、湿布や薬だけに頼ってしまうと、体のバランスが整う機会を失ってしまいます。
腰痛を根本から改善するために必要な考え方
腰痛を本当に改善するには、「痛みを抑える」だけでなく、原因を正しく見つけて整えることが重要です。
特に50代の女性に多い腰痛の原因は次のようなものです。
- 骨盤・股関節の動きが硬くなっている
- 背中や太ももの筋力低下
- 長時間同じ姿勢による血流不足
- ストレスや自律神経の乱れ
これらは湿布や薬では解消できません。
根本改善には、姿勢・体の使い方・筋肉のバランスを整えるアプローチが必要です。
自分でできる腰痛予防のセルフケア
1. 長時間同じ姿勢を避ける
デスクワークや立ち仕事では30~40分に一度立ち上がり、背中を反らすだけでも腰への負担を軽減できます。
2. 足の筋肉を軽く動かす
座ったまま膝を伸ばして足首を前後に動かすだけで、下半身の血流が改善され腰のだるさが和らぎます。
3. 痛みが強い時は無理をしない
我慢して動かすのではなく、痛みのサインを見極めて体を守ることが大切です。
それでも改善しない場合は専門家へ
セルフケアを2週間ほど続けても症状が変わらない場合、骨格や深部の筋肉の問題が考えられます。
当院では、
- 姿勢や動作のクセを徹底チェック
- 骨盤・股関節・背骨のバランスを整える施術
- 再発を防ぐセルフケア指導
この3つを組み合わせることで、薬や湿布に頼らない腰痛改善をサポートしています。
まとめ
湿布や痛み止めはその場の痛みを抑えるだけで、根本改善にはつながりません。
腰痛の原因を知り、日々の体の使い方を変えていくことで、再発を防ぐことができます。
「もう薬に頼りたくない」「腰痛のない生活を取り戻したい」と感じたら、
一度専門家に相談してみましょう。
お電話ありがとうございます、
糸島マラウェイ整体院でございます。