暑いときに動きたくない方必見!腰痛を和らげる自宅での対処法
夏場の腰痛は、冷房による冷えや汗による体の水分不足、運動不足が重なって起こりやすくなります。とはいえ、暑い中で激しい運動をするのはつらいですよね。ここでは、動きたくない時でもできる腰痛対策を、自宅で簡単に取り入れられる方法としてまとめました。
1. まずは体を冷やしすぎない工夫を
クーラーで体が冷えすぎると、筋肉がこわばって血流が悪くなり、腰痛が悪化しやすくなります。
涼しく過ごしながらも体を守るためのポイントです。
- 冷房の風が直接体に当たらないようにする(風向きを上向きに設定)
- お腹や腰回りだけは薄いタオルや腹巻でカバーする
- 冷たい飲み物ばかりでなく常温の水分をこまめに摂る
2. 座ったままできる腰痛予防の簡単ストレッチ
立ち上がって動きたくない時は、椅子やソファに座ったままできるストレッチが有効です。1回1分程度でできます。
- 骨盤ゆらし
背もたれに軽くもたれた状態で、骨盤を前後にゆっくり動かします。5回ずつを1セット。 - おへそを天井に引き上げる意識
背筋を伸ばし、肩をリラックスさせて、深呼吸をしながらおへそを少し上に持ち上げるようにします。腰が伸びて血流が改善されます。 - 座ったままの体側ストレッチ
両手を頭の後ろで組み、ゆっくり片方に体を倒します。左右10秒ずつ。
3. 横になってできる簡単セルフケア
どうしても座るのもしんどい時は、横になってできる方法もあります。
- 膝を立てて腰を休める
仰向けに寝て、両膝を立てて腰の下にクッションを入れます。腰の負担が軽くなり筋肉が緩みます。 - 左右にゆらゆら運動
膝を立てたまま、左右に小さく倒します。無理のない範囲で10回程度。 - 腹式呼吸でリラックス
お腹に手を置き、息をゆっくり吸って吐く。これを10回繰り返すと自律神経が整い、痛みの感じ方が和らぎます。
4. 食事と水分で内側からサポート
体がだるくなると甘い物や冷たい物に偏りがちですが、腰痛対策には栄養と水分も大切です。
- 水分は一度に大量でなく、1時間にコップ1杯程度を目安に常温で
- 筋肉の材料になるたんぱく質(魚・卵・大豆)を意識して摂る
- カリウム・マグネシウム(バナナ、ナッツ、海藻など)でむくみとこわばりを予防
5. 痛みが強い場合は専門家に相談を
これらの方法で一時的に楽になっても、痛みが何週間も続く場合や、しびれ・強い痛みを伴う場合は、早めに整形外科や腰痛専門の整体院などで専門家に相談しましょう。
まとめ
暑い時期の腰痛は、動きたくないからこそ「座ったまま・寝たまま」できるセルフケアで少しずつ血流を改善し、体を冷やさない工夫をすることがポイントです。無理のない範囲で取り入れて、腰痛の悪化を防ぎましょう。
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糸島マラウェイ整体院でございます。