長時間立っていると腰が痛くなるのはなぜ?原因は反り腰よりも「お尻の筋肉が働いていないこと」だと整体師が解説

こんにちは!糸島マラウェイ整体院の中庄谷です!

 

 

今日のブログのテーマは「長時間立っていると腰が痛くなる原因」についてです。

 

 

レジ打ち、調理、接客、美容師さん、工場のライン作業…。

 

 

 

 

立ち仕事をされている方から「夕方になると腰がじわじわ痛くなるんです」というご相談を本当によくいただきます。

 

 

そして多くの方が「反り腰だから」「腹筋が弱いから」と言われて、腹筋を頑張ったり、腰を丸めるストレッチをしたりしているんですよね。

 

でも、それでもなかなか良くならない…。

 

 

実はその腰痛、腰ではなく「お尻の力」が問題になっているケースがとても多いんです。

 

 

今日はその理由と、自分でできる対策をお伝えしますね。

 

 

立ち仕事の腰痛、こんな症状ありませんか?

 

まずは当てはまるものがないかチェックしてみてください。

 

  • 朝は平気なのに、立ち続けていると午後から腰が重だるくなる
  • 座ると楽になるけど、また立つと痛くなる
  • 気づくといつも片足に体重をかけて立っている
  • 腰をトントン叩いたり、反らしたりしたくなる
  • マッサージで腰をほぐすと楽になるけど、翌日には戻っている

 

いくつか当てはまった方は、腰が「本来お尻がやるべき仕事」を肩代わりしている可能性があります。

 

 

 

当院では「腰は被害者、犯人はお尻と股関節」とお伝えしているんですが、立ち仕事の腰痛はまさにこの典型なんです。

 

 

 

 

長時間立つと腰が痛くなる本当の原因

立っている時、本来はお尻が体を支えている

 

人が立っている時、骨盤を安定させて上半身をまっすぐ支える主役はお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)です。

 

 

大殿筋(だいでんきん)はお尻の丸みをつくる大きな筋肉で、骨盤が前に倒れすぎないように支えています。

 

 

 

中殿筋(ちゅうでんきん)はお尻の横側にある筋肉で、骨盤が左右にグラつかないように支えてくれています。

 

 

この2つがしっかり働いていれば、腰はそこまで頑張らなくても立っていられるんですよね。

 

 

お尻が働かないと、腰が代わりに頑張り続ける

 

 

ところが、デスクワークや車移動が多い生活、運動不足などでお尻の筋肉がうまく使えなくなると、骨盤を支える力が足りなくなります。

 

 

すると体は倒れないように、腰の筋肉をずっと縮めっぱなしにして支えようとするんです。

 

 

 

腰の筋肉は本来、ずっと力を入れ続けるのが得意な筋肉ではありません。

 

 

数時間も支え役をやらされたら、そりゃ疲れて痛くなっちゃいますよね。これが「立ち続けると腰が痛くなる」の正体です。

 

 

「反り腰」は原因ではなく結果のことが多い

 

 

よく「反り腰だから腰が痛い」と言われますが、僕は反り腰は原因ではなく、お尻が働かない結果として起きていることが多いと考えています。

 

 

 

お尻の支えが弱いと骨盤が前に倒れやすくなり、その分だけ腰が反ってしまいます。

 

 

つまり反り腰を直そうとして腹筋だけを鍛えても、お尻が働かないままだと根本は変わりにくいんです。

 

 

片足重心・膝をピンと伸ばす立ち方も要注意

 

立ち仕事の方に多いのが、片足に体重を乗せる「休めの姿勢」や、膝をピンと突っ張って立つクセです。

 

 

 

どちらも楽な姿勢に感じますが、実はお尻の筋肉がサボった状態で、骨や靭帯(じんたい:骨と骨をつなぐ丈夫なひも)にぶら下がって立っている状態なんです。

 

 

 

この立ち方が続くほど、お尻はますます使われなくなってしまいます。

 

自分でできる!お尻の力をチェック&改善する方法

チェック:お尻に力を入れると腰が楽になるか

 

腰が痛くなってきた時に、立ったままお尻の穴をキュッと締めるように、両側のお尻に軽く力を入れてみてください。

 

 

このとき腰がふっと楽になる方は、お尻の支えが足りていなかったサインです。

 

 

 

ステップ1:まずはお尻をゆるめる

お尻が硬くなっていると、力を入れようとしてもうまく働きません。まずはゆるめるところからです。

 

 

  • 仰向けに寝て、片方の足首を反対側の膝の上に乗せます(数字の「4」のような形)
  • 下になっている足の太ももを両手で抱えて、ゆっくり胸に引き寄せます
  • お尻の外側が伸びているのを感じながら、呼吸を止めずに20〜30秒キープ
  • 反対側も同じように行います

 

痛みが強くなる場合は無理をせず中止してくださいね。

 

 

ステップ2:お尻を「使える」ようにする

 

ゆるめたら、次はお尻を目覚めさせます。

 

  • 仰向けで膝を立て、足は腰幅に開きます
  • お尻に力を入れながら、ゆっくり腰を持ち上げます(腰を反らせすぎないのがポイント)
  • 肩から膝が一直線になったところで2〜3秒キープして、ゆっくり下ろします
  • 10回を目安に行います

 

腰や太ももの裏ばかりに力が入る場合は、持ち上げる高さを低くして、お尻に効いている感覚を優先してください

 

 

ステップ3:仕事中の立ち方を少しだけ変える

  • 両足に均等に体重を乗せる(片足重心は気づいたら戻す)
  • 膝は突っ張らず、ほんの少しだけゆるめる
  • 1時間に1回くらい、その場でお尻にキュッと力を入れて5秒キープ
  • 可能なら足元に低い台を置いて、片足ずつ交互に乗せる

 

大きく変えなくても、この小さな積み重ねで腰の負担はずいぶん変わってきますよ。

 

 

まとめ:立ち仕事の腰痛は「お尻」を見直すことから

 

長時間立っていると腰が痛くなるのは、本来お尻が担うはずの「体を支える仕事」を腰が肩代わりしているからというケースが多いです。

 

 

  • 腰が痛いからといって、腰だけをほぐしても戻りやすい
  • 反り腰はお尻が働かない「結果」として起きていることが多い
  • お尻を「ゆるめる→使う→立ち方を変える」の順で取り組むのがおすすめ

 

ただし、次のような症状がある場合は整体ではなく、まず整形外科などの医療機関を受診してください。

 

 

  • 足にしびれや力が入りにくい感じがある
  • 安静にしていても痛みが強い、夜中に痛みで目が覚める
  • 発熱を伴う、または転倒などのきっかけがあった
  • 尿や便が出にくい、お尻まわりの感覚がおかしい

 

 

医療機関で大きな異常はないと言われたのに、立ち仕事の腰痛が続いている方は、一度お尻と股関節の状態を見直してみてください。

 

当院では腰だけでなく、お尻と股関節の動きから「痛みが出ない体作り」をサポートしています。お気軽にご相談くださいね。

 

 

 

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